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人気キーボードHHKBを使ってみた率直な感想
先日Rentio(レンティオ)というサービスを利用してHHKBのキーボード(HYBRID Type-S 英語配列)を借りて試してみました。
HHKBを使い始めて1週間ほど経過。
実際に使ってみて良いポイントも良くないポイントもわかったので今回はレビュー形式で紹介していきます。
まずはHHKBについて簡単に解説。
HHKBとは
HHKBとはPFUという会社から販売されているPC用キーボードです。
正式名称はHappy Hacking Keyboard。頭文字を取って、通常HHKBと呼ばれています。
名前からも想像がつくように、プログラマーやエンジニアの方から特に良い評価を得ているキーボードです。
キーボードの裏側。
スイッチを切り替えることで、自身のPCに最適化できるのが魅力。
HHKBはBluetoothもしくはUSBケーブルで接続できます。Bluetoothの場合は、単3電池2本が必要です。
電池カバーを閉じた状態。キーボード自体はフラットではなく出っ張りがあります。
HHKBの優れている点
HHKBには不満の方が多いですが、使用してみて良いと感じた点もあるので紹介しておきます。
・カスタマイズ性がある
裏側のスイッチを切り替えることで、MacやWindowsなどに最適化することができます。
自分の使いやすいようにカスタマイズして使えるという点もこのキーボードの魅力なのかなと感じました。
・打鍵感が気持ちいい
HHKBはタイプするとスコスコといった感じの音がします。
タイピングのリズムがつきやすく、リズミカルにタイプすることができます。
キーストロークは割と深い方。
MacBookのバタフライキーボードのようなペラペラなキーボードと比較して、長時間タイプしていても疲れづらい気がします。
HHKBが使いにくいと感じた理由
・方向キーがない
※JISキーボードには方向キー付属のモデルもあります
自分がHHKBに対して不満があるのはほぼこれ1つだけ。
しかし、この1つの不満が致命的でした。
画像を見ていただくとわかるようにHHKBには方向キーがありません。
方向キーを使う際はファンクションキーを組み合わせてタイプします。
不要なものを極力排除したコンパクトさもHHKBの人気の1つです。
自分の場合日常的にPhotoshopなどのデザインソフトをよく使用しています。
あと数px移動したいという状況だとマウスは不便なので、方向キーを使う頻度は結構高かったりします。
そのため、HHKBは方向キーを使ったショートカットを使う際にも不要なキータイプが必要になるのが使いづらいと感じてしまいました。
使い始めてまだ一週間なのでそのうち慣れるかもですが、かなり癖が強いので慣れるまで時間と辛抱が必要だと感じています。
まとめ
HHKBは良くも悪くも癖がかなり強いキーボードです。
事前に調べていてそのことは把握していましたが、実際に使用してみて改めて実感しました。
使い続けるうちにHHKBが使いやすくなるのかもしれないですが、逆に他のキーボードに戻すのが戻すのが難しくなりそうなのが気になる点。
とはいえ、レビューを見ているだけよりも実際に試してみることでわかることもあるので、無駄ではなかったのかと思います。
食べログ上位のお店が自分の舌に合わないこともありますよね。
HHKBは定価が約3万と、一般的にキーボードとしては高価です。
Rentio(レンティオ)などのレンタルサービスを利用することで定価の6分の1くらいの価格で試してみることができます。
こういったサービスを利用して本当に自分似合っているのか見極めることをオススメします。
追記
Apple純正のMagic Keyboardを購入しました。
打鍵感はHHKBの方が上かもしれませんが、純正ならではのペアリングの反応の良さやApple製品で統一感があることが気に入っています。