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Webデザイナーとプログラマーの違いとは?
- ・Web制作者になりたいけど、Webデザイナーとプログラマーどちらを目指せばいいのか悩んでいる
- ・Webデザイナーとプログラマーの違いって何?
この記事では上記のような質問に回答していきます。
結論から言ってしまうと、Webデザイナーとプログラマーどちらを目指せばいいかについては好きな方を選べばいいです。
デザインが好きならWebデザイナー、コードを書くのが好きならプログラマーを選ぶのが正解。
IT・Webの技術は次々と新しいものが出てくるので、Webデザイナーもプログラマーも知識をアップデートし続ける必要があります。
そのため、好きだったり、やりがいを感じられる職業を選択すると後々苦労が少ないです。
Webデザイナーとプログラマーの違い
下記では、Webデザイナーとプログラマーの違いを
- ・仕事の内容
- ・必要なスキル
- ・平均収入
- ・今後の需要
によって解説していきます。
仕事の内容
・Webデザイナー
デザインソフトでデザインを作り、HTML・CSSなどを使ってWeb上に表現。
主にレイアウトや色など、ユーザーが直接目にする部分を担当しています。
・プログラマー
システムやデーターベースの構築、Webデザイナーでは実装が難しいような複雑な動きを担当します。
主にユーザーが直接目にすることがないサイトの裏側を担っています。
例:会員登録ページの入力補助(郵便番号を入れたら途中まで住所が入力されるシステム)など
必要なスキル
・Webデザイナー
グラフィックソフト(Photoshop・Illustrator)やプロトタイプツール(AdobeXD・Sketch・Figmaなど)の操作
コーディングスキル(HTML・CSS・jQuery・JavaScriptなど)
・プログラマー
プログラミング言語(JavaScript・PHP・Ruby・Pythonなど)
平均収入
・Webデザイナー(488万円)
・プログラマー(Webサイト・インターネットサービス系)(571万円)
参考:職種別・業種別・年齢別モデル年収平均ランキング2020 | マイナビ転職
平均収入で見ると、上に挙げたとおりプログラマーの方が高くなっています。(2020年時点)
しかしどちらも実力ありきの職種なので、実力次第ではこれらの年収以上の収入を得ることも十分可能です。
今後の需要
・Webデザイナー
今後も需要はあると言えます。
ペライチやWix、Canvaなど、簡単なデザインであれば非デザイナーでなくてもできるようになってきました。
そのため、ただ言われたことをそのまま再現するのではなく、企画の段階から打ち合わせに参加してヒアリングを元に顧客の問題を解決できるデザイナーの需要が高くなってきています。
またWebデザイナーに求められることが増えているので、デザインができるだけでなく、コーディングやマーケティングなどについても知っておくと有利です。
Webデザイナーの将来性については、こちらの記事でも紹介しているので興味があれば読んでみてください。
【現役デザイナーが考察】Webデザイナーという職業は今後なくなるのか?
・プログラマー
今後も需要はあると言えます。
AIに取って代わられる職業であるという話もたまに耳にしますが、周りをみている限りしばらくはその心配はないと思います。
細かい仕様の実装の部分はまだまだ人間が対応しなければ成り立たないためです。
自分はIT・Web業界に割と長くいますが、基本的に多くの企業ではWebデザイナーもプログラマーも人が足りていないです。
数十年後などでは話は別ですが、巷で耳にするような話を鵜呑みにしてWebデザイナー・プログラマーになるのを諦めるのは早いと思います。
まとめ
今回はWebデザイナーとプログラマーの違いについての解説でした。
繰り返しになりますが、Webデザイナーとプログラマーは全く別の職種。
まずはHTML・CSSや基本的なデザインについて学んでみて、デザインが好きならWebデザイナー、コードを書くのが好きならプログラマーという選択でもいいのかなと思います。
収入や今後の需要も選択の決め手になるものではありますが、長く続けられるものを選んだ方が後々の苦労は少ないです。
自分がWebデザイナーをしているので、Webデザイナー寄りの解説になってしまいました。
プログラマーと仕事をするなかで感じたことをまとめてみたので、Webデザイナーの視点で考えたWebデザイナーとプログラマーの違いとして参考になると幸いです。