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【DIYレポ】Flexispotでスタンディングデスクを作ってみた

【DIYレポ】Flexispotでスタンディングデスクを作ってみた

3月の終わりごろから自分の勤める会社でもリモートワークが始まり、自宅で作業する機会が増えました。
現在のマンションには1年ほど住んでいるのですが、古くなっていたこともあって引っ越し時に以前使っていたPC作業用デスクは処分していました。
そんなわけで引っ越してからこれまで作業用のデスクがないという状況。

ソファに座って作業をしていると腰を痛めやすいし、リモートワークが長期化するのであればデスクを購入しようと考えました。
これまでにも色々とテーブルを見ていたのですが、これといったものは見つからず。
そこで欲しいものがないのであれば作ってしまえ、ということで前々からDIYにも興味があったのも相まってデスクを自作してみることにしてみました。

デスクに求めていること

自分がデスクに求めているのは下記2つ

  • ・作業用に使えるのはもちろん、食事用などにも使えるデスク
  • ・部屋にはソファを置いているのでそれにも合う高さにもしたい

そこで、高さ調節ができるリビングダイニングテーブルをイメージして作成することにしました。

用意したもの

用意したもの

  • ・天板
  • ・脚
  • ・工具(オイル、刷毛、紙やすり、電動ドライバー、ブルーシートなど)

それぞれを説明していきます。

・天板

ホームセンターなどでも購入できますが、家まで運んだりするのが大変なのでマルトクショップというECサイトで購入。
公式サイトにある木材の硬さ、値段などを見ながら最終的にゴムの集成材を選択。
注文した木材は下記の通りです。

  • ゴム集成材(積層材)フリーカット 四角形030*0800*1200mm
  • ◆面[A]:上下R面(5R)+ 磨き ◆面[B]:上下R面(5R)+ 磨き ◆面[C]:上下R面(5R)+ 磨き ◆面[D]:上下R面(5R)+ 磨き
  • ◆反り止め:無し
  • ◆コーナーR[A]:5 ◆コーナーR[B]:5 ◆コーナーR[C]:5 ◆コーナーR[D]:5
  • 用途:三方向使用

※注文はmm単位となっており、自分のような初心者は見間違いやすいのでサイズには注意

オーダーした加工はこのような感じ。
面は4面とも、上下R面(5R)+ 磨き
加工1

コーナーは5R
加工2

注文して代金を支払った後、約2週間ほどで商品が届きました。

・脚



作業用だけでなくソファに座って食事などにも使用したいので、高さが調節できてネットでの評価も高かったFlexispotを購入。

脚
脚が逆T字になっているので、ソファとも組み合わせやすいのもポイント。このおかげでソファに座るときに脚が邪魔になりにくいです。
なお、今回選んだのはE3という60cm〜123cmの範囲で可動できるタイプ。
70cm〜の脚もありますが、ソファと組み合わせるにはなるべく低くできるものがいいのでこちらを選択しました。

・工具(オイル、刷毛、紙やすり、電動ドライバー、ブルーシートなど)

多いので一部を抜粋して紹介。

オイル


塗装するためのオイルはDIY用としても評価が高い「ワトコオイル」を使用。自宅の家具は茶色系で統一しているので、カラーはワトコオイルの中でも一番濃いダークウォルナットを選択しました。

電動ドライバー


DIY初心者ということもあり当然持っていないので購入。正直そんなに使わないので、工具のレンタルサービスを利用してもよかったと思います。(ホームセンターなどでやってる)
インパクトドライバーは初心者が下手をして使うとネジ穴を壊してしまう可能性が高いということで通常のドライバーを購入しました。
安物を買ってすぐ壊れても困るので、有名なメーカーの1万〜2万ほどのものを買いました。

紙やすり




通常のサンドペーパーと耐水ペーパーを購入。
やすりがけはオイルを塗る前にやっておくことが必須で、耐水ペーパーはやらなくてもいいが完成した時表面がより滑らかになるのでやっておいた方がいいです。

作業の手順

作業の全体像としてはこんな感じ

  1. 1.天板のやすりがけ
  2. 2.天板にオイルを塗る
  3. 3.Flexispotの組み立て
  4. 4.天板とFlexispotの接続
  5. 5.デスクの高さの調整

1.天板のやすりがけ

オイルを塗る前にやすりがけをしていきます。
木材の表面はザラザラしているので、そのままだとオイルをきれいに塗ることができません。

丁寧にやすりがけ。
やすりがけ
サンダーは最悪使わなくても大丈夫ですが、あるとかなり楽になります。


紙やすりは番号が小さいものほど荒いので、小さいものから大きいものの順番にかけていきます。
150番と240番のやすりをかけました。

2.天板にオイルを塗る

やすりがけが終わったらいよいよオイルを塗っていきます。
オイルは2度に分けて塗っていきます。

1度目のオイル塗り
1度目のオイル塗り
刷毛で塗っていきます。塗っている最中は「ムラができてしまった、、」と思っていましたが、乾燥させるとそうでもありませんでした。
ワトコオイルは初心者でもムラになりにくいのがいいですね。
側面も忘れずに塗っていきます。
ちなみに刷毛よりもスポンジの方が塗りやすいと感じたので、途中で切り替えました。

30分ほど放置して、浮き出てきた余分なオイルを布で拭き取り、その後1時間ほど乾燥させます。

2度目のオイル塗り
2度目のオイル塗り
※写真は暗くなっていますが、実物はもっと明るい色です
2度目は1度目に塗った3分の1ほどの量のオイルを薄く塗っていきます。
オイルを塗り終わると耐水ペーパーでやすりがけ。こちらはウエット研磨という方法で、やっておくと実際、表面がかなり滑らかになりました。

乾燥
乾燥
オイルを塗り終わったら、乾燥させていきます。
完全に乾燥するまでに24時間以上必要らしいです。実際1日乾かした後触ってみると若干しっとりしていたので、その後半日ほど乾燥させました。
乾燥させている間に木材に浸透しきらなかったオイルが浮き出てくるので都度拭いていきます。

3.Flexispotの組み立て

脚を組み立てていきます。かなりの重量なので、腕力に自信がない人は2人で作業したほうがいいです。正直かなり重い。
脚自体の組み立ては単純なので、説明書どおりに進めれば早い人であれば30分程度、遅くとも1時間ほどで完成するはず。

4.天板とFlexispotの接続

天板とFlexispotの接続
天板とFlexispotをビスで接続していきます。Flexispot自体の組み立てには電動ドライバーは必要ありませんが、天板の取り付けには必須。
今回購入したゴムの木はそこまで柔らかくない木材なので、ビスを打ち込む前に下穴を空けておきます。
電動ドライバーを初めて使ってみた感想としては垂直に打ち込むのが難しいと感じました。

ビス失敗例

斜めに入ってしまい、ビスが少し飛び出る格好に。不恰好ではありますが、ネジ穴を潰したくないので妥協してそのままにしています。

5.デスクの高さの調整

デスクの高さは付属のコントローラーで行うことができます。上と下のボタンで高さを決めて「M」のボタンを押すと設定できるように。そこで、数字のボタンを押すとボタンに高さが割り当てられます。

コントローラー
ちなみにコントローラーはテーブルの端につけるのが一般的のようですが、あまり目立たせたくないので天板の裏面に結束バンドで固定してみました。
高さはそもそもそんなに頻繁に変えないし、これだと目に入らないので割と気に入っています。

今回かかった費用(税込み)

  • 木材:17,640 円
  • Flexispot:4,8100円
  • ワトコオイル:2,629円
  • 電動ドライバー+穴あけドリル:14,995円
  • 紙やすり:940円
  • 紙やすり(耐水ペーパー):1,080円
  • ハンドサンダー:1,418円
  • ブルーシート:649円
  • 刷毛:110円
  • 容器:110円
  • 合計:8,7671円

電動ドライバーなどの工具を一から揃えたので想定以上に費用がかかってしまっていますね……。
抑えようと思えばもっと抑えられたはず……。
ワトコオイルは今回1Lのものを購入したのですが、半分も使用していないのでもっと容量は少なくても大丈夫かも。
オイルも紙やすりも足りなくなったことを考えて多めに購入したのが価格に現れているのかと思います。

まとめ

当初予定していた予算をオーバーしてしまいましたが、個人的に満足できるものができました。
在宅ワークをしているとオンとオフの切り替えが難しいもの。
通常は座って作業、朝やお昼を食べて眠くなる時には立って作業するなど、スタンディングデスクを活用してメリハリをつけて作業していこうと思います。

それでは!

プロフィール

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Mito

旅行とインターネットが好きなWebデザイナー。ブログを書いたり、書かなかったりします。実は犬派。

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